昨日は結納の会食が2件と、大きな法事とで予約がたくさんあるからバイトに入ってほしいと言われて、予定もないのに渋々OKする。
11時からの宴会に備えて、普段週末に入る時間よりも30分早く出勤して欲しいと言われて、これまた渋々向かう。
一旦お店の営業が始まったら、携帯電話は持てないし、食事はもちろん無理だし、タバコを一服、なんてよほど暇でも難しい。4・5時間の軟禁&立ちっぱなし&動きっぱなしは慣れたつもりでもなかなかハード。
予約のお客さんをこなすだけでも大変なのにお昼ご飯を食べにやってくるお客さんでお店はさらに忙しいモードへ突入。
忙しければ忙しいほど時間はあっという間に過ぎるから、いいことなんだけどね。
そんな忙しいスタッフに差し入れ、と大正生まれと思われるとっても威勢のいいこのお店の会長(おばあちゃん)が10数名いるスタッフにジュースやコーヒーを差し入れてくれることに。
とにかくこの『会長』がチャキチャキで、足腰は随分弱くなったというけど、お客さんが居ようが居まいがヒーターの置き方ひとつでもやんややんやと怒鳴り散らす根っからの商売気質のお方。
ちなみに、あたしの住む街の駅前通りの有名飲食店・数店舗、ビル、は彼女の所有物件。
『これじゃお客さんがちっとも暖かくないだろ!』
とスタッフを怒鳴り散らすのはチャメシゴト。
『こんな味じゃみっともなくてお客さんに出せないよ!』と板長に一喝したり。
船場吉兆の板場さんもやはり、使いまわしは良くないとしりつつ強烈なアノささやき女将に従わざるを得なかったらしいけど、うちの会長はお客さん一番主義らしいから大丈夫みたい。
今まで1年で2人も板長が辞めたのがこの会長に由来する事は容易に想像がつく。
おばあちゃんなのに、会長がお店に居るだけでみんなどこか背筋が伸びるというか、怒られちゃたまらん、とばかりに気を使いテキパキ動く。
そんなあたしはどういうわけか会長に気に入られており、きっとあたしの名前は覚えていないだろうけど顔を見るたびに『いつもありがとねーおつかれさーん』と笑顔で接してくれ、よくみんなに内緒だといいながらおやつ(笑))をくれる。
あたしからするとただのばーちゃん
。
怒鳴られても、納得のいくことなら素直に。ちょっと待ってよ!と思ったらメゲずに「こういう理由でこうしたんだ」と意見するし、でも、ビビらずすすんで挨拶しに行くし、よく世間話もするのがいいのかなーとは思う。
他のスタッフからも「(あたし)さんは会長をも手なずけた」と人聞きの悪い感じで感心されている。
そんな会長からの差し入れ。
仕事中は、自分で持ち込まない限り、お店でお客さんに出すほうじ茶しか飲めないから、ペプシやジュースやコーヒーを各々リクエストして、会長の娘である女将さん自ら買ってきてくれた。
さらにホールのスタッフにはどこかのお土産のチーズケーキも。
差し入れのジュースを飲みながら、ひと通り宴会の片付けも終わって、さてタイムカードを押して帰ろうとしたらその会長の姿が見えたので
「いただきました~ごちそうさまでーす」
と挨拶すると、眉間にしわを寄せてこちらをじっと見つめ、
ビクーッ!とするほど大きな声で
「えらい!!!!!!!」
って怒鳴られた。
何事かと驚いてキョトン顔していると
「挨拶にきたのはアンタだけだよ、えらい!!!!!」
とお褒めの言葉。
あっけにとられてるあたしに「また買ってあげるからね~」と一転して優しい。
「またおねがいしまぁす
」と猫なで声をするあたし。
お礼をするなんて普通の事なのに、と思いつつ褒められて悪い気はしない(言い方はビックリだけど)。
こういうあたしにとっては普通の行為を褒められると、まず先にあたしは親や友達の作ってくれている環境に感謝するし誇らしく思う。
友達とのメールも「この間はありがとね」とか「昨日はご馳走様ね」とか、お礼を先に言うのは普通の事だし、そういうことが自然に言えるような環境を作ってくれてきた(作りあってきた)し、そう育ててくれたのはそういう人達に囲まれているから。いい事は真似しようと思えることをする人達と付き合えてるから。
んーなんだかオセンチに聞こえるかもしれないし、ちょっとムズガユク
なってきちゃったけど、日曜日のあるひとコマからあたしって「人」に恵まれてるなぁ
と嬉しく思ったことをつらつら書いてみた。
そんな気分でした。
人恋しいのかしらヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ